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2010-09-27

堕落(1)

超お久しぶりです。ナリです。残念ながら生きてました。
ちょいと投稿作やら課題やらでログインしてる暇すらありませんでしたが、この度復帰と相成りました。ご心配……をおかけする程に人は来ていないでしょうが(苦笑)、お詫び申し上げます。
さて、今回の更新は新作の一回目です。三篇も短編が残っているのに新作を書くのはどうかと思いますが、楽しんでいただけたらと思っております。
では、どうぞ!


「う……」
 少女が眼を開けたとき、その身は柱に括り付けられていた。周囲は漆黒の闇に覆われ、時折聞こえるのは何かの水音と、か細い声。
「なんで、私……」
 少女は自らの身に起こったことを必死に思い出そうとする。だが、彼女の脳は思い出すことを拒否するかのようにノイズを流すだけだった。
「気が付いたみたいね」
 かつかつ、とヒールの音が響く。少女が顔を上げると、そこにいたのは見知った顔の女性。
「か、会長?」
 彼女の通う学校の生徒会長、その人であった。だが、様子が違う。彼女の目は黒いアイシャドウで彩られ、唇には同色のルージュが塗られていた。
「ごめんなさいね、手荒なまねをしてしまって。でも、こうでもしないと貴女が逃げてしまうから」
 会長の黒い瞳が怯える少女の姿を映す。
「貴女があんまりにも可愛いから、私の下僕にしてあげようかと思ってね」
「げ、下僕? か、会長、何を言って」
「会長なんて呼ばないで頂戴。私の名はバアル。悪魔軍第1師団長のバアルよ」
「あ、悪魔? いったい何を言ってるんです?」
「ふふ、信じられないみたいね。まあいいわ。いやでも信じざるを得なくなるから。さて、それじゃあ貴女の仲間になる娘たちを紹介するわね」
 会長、否バアルが指を鳴らすと、闇が明けていく。そして、そこにいたのは……
「い、いやぁぁっ!」
「紹介するわ。私の下僕たちよ……」
 口から涎を垂らし、所謂メイド服を着た少女たち。総勢65名! その瞳は光を失い、ただ黒い闇が広がるばかりである。
「貴女も、この娘たちと同じ存在になるのよ。さあ、私の可愛い下僕たち。この少女を歓迎してやりなさい!」
続く
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鬼夜蛇神ナリ

Author:鬼夜蛇神ナリ
キヤタガミと読みます。悪堕ちと百合を愛する地球内腐的生命体です。

一応18禁ちっく(?)な作品がちらほらあるので、覚悟の上でお読みください。

基本的にリンクフリーですが、ご一報くださると幸いです。

仁王立ちだZE★霧雨魔理沙

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